SweetS 「SweetS Special LIVE vol.4 〜Especially 4 U〜」
MIORIさんの頭が鶏冠状態に・・・。ちなみにセットリストは
- Sky
- Grow into shinin' stars
- Love like candy floss
- into the daylight〜ヒカリ射す方へ〜
- Pieces of peace〜peaceのかけら〜
- Lonesome cherry
- Resistance 負けない気持ち(アンコール)※表記不明
- Never ending story(アンコール)
うーん。ひとことで言うと、『盛り上がる』という状態について考えさせられたライブでした。
ショートバージョンばかりの構成もそうですが、ただでさえ萎縮しがちな寒空の下、場数を踏んできているお客さんですら乗り切れないのだから、一般のお客さんは察するにあまりあるような。
例えば、今回無かったオープニングでの謎ダンス。あれって、お客さんたちにとっては心理的な準備運動の意味合いも兼ねるわけですよ。さあこれから始まるんだ、っていう気構えと掛け声の調整。結構重要なんじゃないかと思います。ただ、オープニングダンスもそろそろ新種のが欲しい所ですけれど。
それと、「誰でも気軽に見られる」のがオープンスペースの長所でもあり、同時に短所でもあるわけです。言ってしまえば、SweetSに興味がない人だっている可能性も否定できない。寒さも加えるとスタートはマイナスかもしれない会場。それなのにさらっと入りすぎた、しかもそれを引きずってしまったという印象が否めません。幾ら顔見知りのお客さんが多いといっても、「一期一会」という気持ちを今以上に感じて欲しい。
- ぶつくさ書いていますけど。
2004年も終わりだっていうのにね。いーや、終わりだから書いてしまおう。だってさ、胸張って
「SweetSの現場、楽しいぜ!」
って人に奨めたいわけですよ。んで、来てくれた人には「楽しいね。」って言って欲しいのですよ。現場に初めて来た人に「なんか楽しそうだな」と思わせられたら、それが『盛り上がってる』状態なんじゃないか、と。
- とはいえ。
『Pieces of peace〜peaceのかけら〜』で一緒に手を振ってもらおうとする姿勢に拍車が掛かってきたのは歓迎したいです。ただ、それでも手を振らないお客さんも居るんだという事も分かってきたと思いますけどね。
まあ、本来ただ左右に手を振るだけのフリ付けなんぞは「一緒にやってください」なんていわれるまでも無く「やって当たり前」なものだと思いますので、もうちょっと高度な事をさせてもいいんじゃないかなあと。
- 収穫。
いや、『Resistance 負けない気持ち(表記不明)』が素晴らしいです。疾走感溢れる曲調とダンスに、終始眼を丸くしっぱなし。格好良い。こういうのが見たかったんですよ。アルバム収録曲らしく次のシングルでは無いようでちょっと残念。
聴いていたらなんとなく『黄色いお空でBOOM BOOM BOOM』が頭に浮かんでましたよ。