「記憶」
- 作者: 新津保建秀
- 出版社/メーカー: フォイル
- 発売日: 2005/06/10
- メディア: ハードカバー
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表紙が制服だったのにくわえて、帯に
移ろいゆく季節の中で、儚くも美しい少女たちの四季折々。
なんつー魅惑の語呂が並んでいましたのでついついレジへ。
四季、というだけあってそれぞれ戸田恵梨香に春、香椎由宇に夏、hanae*に秋、宮崎あおいに冬を当てはめているようですが、春と冬がかなり強引というか、連想ゲームのように人と人のカットの間に季節の花のカットを挿入して季節感を出している感じです。それもそのはずで、戸田恵梨香は「週刊ヤングジャンプ」で、宮崎あおいは「H」でのグラビアの再掲になります。
全編通して笑顔のカットは皆無に近く、憂鬱というか虚無というか、まるで今のボクの心境を写したかのような表情が続きます。綺麗なんですけど、どこか物寂しい。その中にいてhanae*は、紅葉の木々とやわらかい日差しに囲まれていて暖かい印象を受けます。
hanae*って、魔法騎士レイアースの鳳凰寺風みたいね。