『NANA』

とりあえず流行りものには乗っておけ、というわけで見てきました。お客さんももちろん女性が多いのですが、男性客も割と居たような。
で感想は、面白いといえば面白いけど世間で騒がれるほどか?という。
とりあえずボクは出演者の誰にも感情移入が出来なかったので、目の前に繰り広げられるドラマを「ほー」「へー」と眺めている、そんな感じでした。泣くポイントも分からずじまいで。原作を読んでいないので分かりませんが、ビジュアル的にはほとんどパーフェクトといえる配役だったような気がします。それだけに余計に現実味がないというか、まあ実際芸能界の話なんですけどね。中島美嘉松田龍平の台詞回しはもうちょっと何とかならないものかと思いましたが。
ガンガン進んでいく展開の早さも気になる点ではありました。2時間に詰め込みすぎな感じがして、もっと各シーンに余裕を持たせれば余韻も違ってくるのになあと思ったり。漫画的とでもいいますか、ぶつ切り感がどうしても否めない。
まあ、宮崎あおいがイメージビデオばりにエプロン姿を披露していたり、若干丸めの岡本奈月がハチの妹役で出ていてビックリしたりとか、そんな感じで。