「問題のない私たち」

結構混んでいて増席していたり立ち見もいたりする中、朝見た凄い可愛い子がかなり遅めに入ってきたのに丁度ボクらの後ろが偶然空いていてそこに座ったりなんかする奇跡。撮影可、というのを知らなかったのか、カメラを持っている人のことを「関係者なんだあ」という声にメロメロ。


むしろこっちにがっつきたい(こら)。


コホン。ボクは後にも先にも黒川芽以の魅力を全く感じとれない人間なのですが、かといって嫌悪感を抱くほどでもないので、自然と「主役に魅力のないアイドル映画」ということになります。そうすると目が注がれるのは当然脇役たちで、中でも光っていたのが美波と沢尻エリカ。まず美波ですが、えーと、


老け過ぎ。


普通に、中学三年生に見えない。普通に、凄い美人なんですけど。あの下睫毛はアートですよ。役柄も、「マリア」という名のとおり左の頬を張られたら右の頬を差し出す感じで主役を諭したりと何かと美味しい。
翻って沢尻エリカ。これはもう、役がはまり過ぎ。あの小悪魔役を実にナチュラルにこなしています。まあ、役というか素なんじゃないのかという気も、笑。
他には、顔アップを多用するのもアイドル映画の特徴だよなあ、とか、最後円く治まりすぎな気が、とか、スクール水着やビキニショットはともかく体育の時間にブルマ穿かせるのはやりすぎだろー、とか。